【夜勤なし】看護師資格で稼げる仕事5選

転職を考えているあなたにとって、夜勤のない仕事を選ぶことは、人生を変えるかもしれません。

健康や家族を第一に考え、夜勤のないバランスの取れた仕事はたくさんあります。

ただ、夜勤を避ける選択が給料やキャリアにどんな影響を与えるのか気になります。

この記事では、夜勤なしの職場を選ぶ際のポイントや、給料の実情、そしてワーク・ライフ・バランスの重要性について考えてみます。

目次

【夜勤なし】看護師資格で稼げる仕事5選

1. 病棟で日勤のみ

看護師不足を解決するため、日勤のみで働く看護師を求めている病院が増えてきています。

日勤のみで働くと、生活リズムが整い、仕事を続けやすくなります。

また、プライベートも思いっきり楽しむことができます。

それに、病棟で働くと、疾患や治療、看護の知識や技術の経験を積むことができます。

一部の病院では、日勤のみの看護師も通常の正職員と同じ待遇を得られ、様々な業務に携わることができます。

夜勤がないため、体への負担が少なく、長期間の勤務が可能です。

この働き方は特に、家庭を持つ人やプライベートを重視する人にはいいかもしれません。

2. 外来、一般クリニック

外来やクリニックで働く看護師は、病院やクリニックの大事な顔として、病棟では経験できない、多種多様な業務を行います。

業務の一例として

  • 患者さんを迎える
  • 質問して病気のことを聞く
  • 検査の説明や治療の準備
  • 予防接種
  • 診察する医師のサポート
  • 患者さんに不足している病気の知識や治療について伝える

患者さんの体調を確認したり、治療がどう進んでいるかを確認して、アドバイスや指導をすることも重要になってきます。

外来・クリニックでの仕事時間は決まっており、夜間や休日に働くことはありません。

しかし、病院やクリニックによっては、土曜日や夕方まで診療することもあり、診療時間が長引いたり急患があったりすると、勤務時間はその時々で変わります。

外来の看護師は、患者さんと話す時間が短い分、短時間で必要な情報を聞き出す、早くて正確なコミュニケーションが大切になります。

3. 美容クリニック

美容クリニックで働く看護師の仕事は、一般の病院の看護とは違って、特別な経験ができるんです。

ここでは、患者さんは病気の治療を行うのではなく、よりきれいになりたい、コンプレックスを解消したいという思いで来院します。

その思いに寄り添い、そのお手伝いができることがやりがいを感じる理由のひとつです。

美容クリニックの看護師は、医療脱毛や美容の注射、美容手術の介助など、一般病院で経験したことのない知識や手技が必要になります。

夜勤がなくて、日中だけの仕事なので、体にやさしくて健康的に働けます。

また、自費診療を行っているクリニックが多いので給料面でも夜勤を行っているのと変わらないか、それ以上のお給料で働けることも少なくありません。

美容クリニックでは、看護の技術だけでなく、お客様と上手に話す力やおもてなしの心も大事です。

そのため、こういうスキルを伸ばしたい人には、すごくいい職場だと思います。

4. 介護老人保健施設(老健)

介護老人保健施設(老健)で働く看護師は、高齢者の看護やリハビリの手伝いが主な仕事です。

この仕事の大切なことは、入居者が毎日をより良く過ごせるようにすることです。

看護師は、入居者の体の健康を見守ったり、病気のことをチェックしたり、薬を管理したりして、安心して生活できるように手助けします。

リハビリのサポートも大事で、理学療法士や作業療法士と一緒に、入居者の筋力・体力維持を行いより長い期間自分らしい生活が送れるようにすることにも力を入れます。

老健施設での看護は、病院での忙しいケアとは違って、じっくり入居者一人ひとりに向き合えます。

そして、入居者の生活をもっと深く理解し、心のケアにも注目できます。さらに家族との話し合いを通じて、家族へのサポートも大切な役割です。

今までの看護の経験の中で、老年期の看護や認知症ケア、家族ケアに興味がある方は一度検討してみてもいいかもしれません。

超高齢社会を迎えている日本で今後ますます需要が高まる職場のひとつですね。

5. 健診・検診センター

健診・検診センターでの仕事は、予防医療でとても大切な役割を担っています。

ここでの仕事は、健康診断やいろいろな病気の検査をサポートすることです。

これには、血圧や体重を測ること、採血や心電図を取ること、検査の説明や介助、問診票をチェックすることなどが含まれます。

検査結果を整理したり、データをパソコンに入れたりする事務の仕事も大切です。

健診・検診センターでは、だいたい日中だけの勤務で夜は働かないので、生活のリズムを整えやすいです。

緊急の患者さんを対応することも少なく、心のストレスが少ない職場だと思います。

6.訪問看護ステーション

近年需要が増加しているのが訪問看護ステーションです。

自宅療養する患者さんのもとに訪問し、体調やバイタルサインのチェック、内服管理、傷の処置、患者さんや家族のメンタルケアなど業務内容は多岐にわたります。

基本的に1人で訪問するので幅広い知識とコミュニケーション能力、臨機応変な対応が求められる職場ですが、その分やりがいも大きいです。

訪問看護ステーションによって対象となる患者さんや行う業務の範囲が異なるので、訪問看護に興味のある方は自分のスキルを生かせる職場をぜひ探してみてください。

また、患者さんのもとに訪問するのにステーションの自動車を使用することもあるので「普通自動車第一種運転免許」が必須となることもあります。

確かにライフスタイルに合わせて働けるのはいいけど、夜勤なしの分、給料面で不利になることもあるし、転職にかける時間がないのよね。

夜勤なしの看護師転職 – 注意点とメリットのバランス

非正規雇用の可能性

夜勤なしの職場では、正規雇用よりもパートやアルバイトなどの非正規雇用になる場合があります。

このため、給与や福利厚生に影響が出ることが考えられます。

転職を検討する際は、安定した収入と安心の福利厚生を確保するために、雇用形態を慎重に確認しましょう。

休日の取り扱い

夜勤がない職場でも、土日祝日が休みとは限りません。

特に病院の外来やクリニックはスタッフ数が少ないため、休日出勤や長期休暇の取得が難しい場合があります。

また、家庭の事情で急な休暇が必要になった際の対応も事前に確認が必要です。

規則正しい生活習慣が身につく半面、今まで夜勤勤務を行っていた方は平日5日間働くのに慣れないと感じる方も少なくありません。

ご自身がどのような生活スタイルを送りたいのかをきちんと検討する必要がありますね。

オンコールや遅い終業時間

外来部門・手術室・透析室や、訪問看護などの一部のクリニックでは、オンコール体制を取っている場合があります。

また、夜間診療を提供するクリニックでは、遅い終業時間になることも。

これらの条件は、ライフスタイルや家庭環境によって重要な選択基準になるかもしれません。

社会保険や退職金制度の有無

個人経営のクリニックなどでは、社会保険に代わる医師国保への加入や、退職金制度が整っていないケースもあります。

長期的なキャリアプランや将来の安定を考える際に、これらの要素は重要な判断材料になります。

夜勤なしの看護師転職 – 給与とワーク・ライフ・バランス

看護師給与の現実 – 夜勤手当が重要な要素

看護師の給与が高い理由の一つとして、夜勤手当や超過勤務手当が大きな影響を与えています。

例えば、一回の夜勤で10,000円程度の手当が支給されることも珍しくありません。

夜勤を行うことで、明らかに給与は上がります。

逆に夜勤のない勤務を行うことで看護師の給料は低くなります。

夜勤をやめたら手取り月給が月20万円を下回った!なんてことも珍しくありません。

健康と給料のバランスをどうするのかはきちんと考える必要があります。

ワーク・ライフ・バランスの重要性

一方で、夜勤は身体的、精神的な負担が大きく、プライベートの時間や家族との時間が制限されることがあります。

健康や家庭生活、自分の時間を大切にしたい場合、夜勤なしの職場選びが重要になってきます。

長期的な視点 – キャリアアップとの関係

看護師を長く継続することで様々な経験を積むことが、自身のキャリアアップにプラスに働くことは多々あります。

そのために夜勤なしの働き方を選択することは決して間違った選択ではないと思います。

その一方で、職場によっては手技や知識面で多くを求められなかったり、業務内容が偏ったりすることで、自身のキャリアが止まってしまったと感じる方も少なくありません。

自分が看護師としてどのように働き続けたいのか、健康・家族との時間などのバランスを見極めることが求められます。

夜勤なしの転職、いいかもと思ったけど、休日や終業時間の話、大事だよね。自分のライフスタイルに合う仕事探し、難しいな。

【夜勤なし】看護師資格で稼げる仕事5選のまとめ

看護師として夜勤をせずに働く選択をした場合、働き方の選択基準としていくつか確認することがあります。

  • 給料、福利厚生
  • 祝日の出勤はあるのか
  • 長期休暇、家庭の事情での急な休みがとりやすいか

病院、クリニックによってはオンコールによる夜間の出勤や就業時間が遅いことから、家庭とのバランスに影響が出るかもしれません。

働き方によっては社会保険や退職金制度がないこともあるので、その点は自分自身で確認し、対策していく必要もあります。

夜勤をするかしないか、これは看護師として働くうえで大きな分かれ目のひとつです。

夜勤は身体への負担が大きいので、自身の健康やプライベートとのバランスをどうするか、何を1番に優先させるのか考えることが必要です。

夜勤をしない選択をすることで新たな経験ができ、看護師としてのキャリアアップに役立つこともあります。

夜勤がない仕事を選ぶことは、いいことがたくさんありますが、注意するべき点も多いです。

仕事とプライベートの両方を考えて、自分に合ったバランスを見つけましょう。

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